ゴッホさんが憧れたへびいちご*

む・・ゴッホ向井ブルー

あ・・うしろシティ阿諏訪

へ・・へびいちご

あ「憧れた人に会ってとかないの?」

む「お笑いを始めるきっかけになった人に会ったんですけど・・。R-1予選で話しかけようと思ったんですけど。」

あ「それは言っても大丈夫?」

む「大丈夫です。へびいちごさんなんです。」



む「僕が高校の時に、M−1グランプリがあって。それはアマチュアでも出れるんですね。それで記念受験みたいな感じで高校の同級生に出場を頼んで、一緒にエントリーしたんですね。それで当日、その友達が約束した時間に来なかったんですね。電話を何回かけてもつながらない、メールも返ってこない。これは逃げたな・・と。怖くなって。それで受付の吉本のスタッフさんに一緒にエントリーした友達が来れないんで、出演のキャンセルをお願いしたんですね。記念受験さえもできないんだなぁと。で。帰ろうとしたら、その広島の予選のMCがへびいちごさんだったんですけど、へびいちごさんが走って来てくださって、

へ「君やんなぁ。相方が来ぃへんの。もしかしたらまだ向ってる途中かもしれんし、携帯の充電が切れてるかもしれん。だから出番を最後にしたるから、待っとき。ギリギリまで俺らも待ったるから。」

む「わかりました。ぎりぎりまで連絡とってみます。って言って。」

む「でも、結局相方は怖くなって連絡を無視してた状態で。で、一番最後の芸人さんのネタも終わってしまって・・。すみません間に合いませんでしたって謝って。」

む「で、帰ろうとしたら、へびいちごさんまた来てくれて、その時は審査中だったんですけど、」

へ「なんや結局来なかったか。かわいそうやから一緒に舞台立ってみるか?」

む「で、へびいちごさんと僕と3人で舞台立たせてもらって。」

へ 「こいつな、今日相方怖くなって逃げてん。こいつはちゃんと舞台上まで来てくれて。かわいそうやろ〜。でも、ほんまに勇気だして来てくれてるわけやから。絶対におまえは才能あるから頑張って。来ただけでも価値あるから。これ舞台の景色やねん。お客さんいっぱいこっち見てるやろ。これが舞台やねん。絶対にお笑いだけは嫌いにならんでな。」

あ「いやぁ〜。それは好きになるわな。そっから憧れてっていうことね。」

うしろシティの話シティ2013年5月26日放送分