チーモンチョーチュ二(コント編)の感想

チーモンチョーチュ二(コント編)の感想を書いてみます。
私は収録ライブに行ってませんし、内容もDVDが届くまで知りません。
それから本当に個人的な感想です。そこを承知のうえよろしくお願いします。



出会い 
瀕死のドラキュラ(白井)がたまたま通りかかった男(菊地)に血を要求する。
なんとしても血を手に入れたいドラキュラと血をあげたくない男との葛藤コント。

2010年春の単独でやったコントです。私がすごい笑ったネタ。
オチがちょい怖いのですが、DVDでは同じオチでも全然怖くないものですね。
このコントは本当にシンプルです。別に小道具が出てくるわけでもないし、大がかりな仕掛けも特にありません。
それだけに2人の間やタイミングが合わないと全然違うものになってしまうと思いました。
簡単なようにみえて難しいコントですね。

秋風が肌に心地よい夕暮れ時、年端もいかぬ質問太郎が、お答え親父に質問を投げかける。質問が終わるころ、カラスが鳴く天高き夜空に月が輝きはじめていた


本人も正確に絶対いえないであろう長ったらしいコント名ですが、構成はとってもシンプルです。
質問太郎(白井)が質問をなげかけ、それにお答え親父(菊地)が答えるというもの。

太郎「なぜエビは茹でると赤くなるのでしょうか?」
親父「のぼせておるのじゃ」
太郎「ならちょうどいい湯加減のときはどうなるのでしょうね?わぁ〜」

お答え親父が答えると、1回わぁ〜といいながら太郎は退場し、次出てくるときは友達?!を足にひっかけて登場します。
最初はバケツ、ぷにゅ公3匹、シャチ、風船、鎖など・・。
途中で太郎が転んで足にバケツのひもが絡まり、お答え親父に助けを求めたところはかわいかったですね。
親父は助けませんでしたが・・。
漫才でも通用する感じのネタでしたが、そこにひとつキャラや友達?!を足にひっかけることでおもしろさを倍増させた感じでしょうか。


英国式仮想遊戯
あるお題に対して、2人がチャレンジ。失敗すると赤いソファが2人を襲います。
2010年夏の単独でやったネタ。
当時カップラーメンのCMにジャミロクワイが出てて、そのCMをもとにしてつくられたものだと思います。
成功したのは一つだけでしたね。
2人の空気感がよく出てたコントだと思います。でも、絶対生で見たほうが面白かったとおもいます。


白井クイズ
クイズ番組の司会者(白井)と回答者(菊地)。
そのクイズな内容がムチャクチャ。

ことわざクイズ!
アップルパイが入ったことわざを3つお答えください!


間違えれば罰ゲーム。その罰ゲームの内容もめちゃくちゃ。ものすごいカオスな空気になります。
この罰ゲームの内容のひとつに問題アリ。さすがにその場面は直接カメラに収められてませんでしたが、客席は地獄だったでしょうね。
菊地さんとお客さんとあのオジサマは本当によく耐えたと思います。

菊地 お前(白井)これやりすぎたな・・。お前・・

問題アリクイズさえなければそこそこ不思議なおもしろさだったと思います。このコントの前にエハラマサヒロさんを前説に起用するなど、白井クイズに力を入れてるのは分かります。そしてこの白井クイズがこのDVDの要にもってきたいのもよく分かりました。
確かに前回(チーモンチョーチュー)よりはおもしろい。
だからこそ、ものすごく惜しい!
と同時に、白井頭おかしいと思いました。
私一人でこれ見ながら「気持ち悪い」っていっちゃいましたもん。客席からも嗚咽が・・。
あいつ(白井)の頭の中はどうなってるのか?!
でも第3弾も期待してしまう自分もいるんですよね。それが悔しい。

白井クイズはある意味チーモンファンになるかならないか、試金石になるコントだと思います。
普段猫かぶってるわけじゃないけれど、本来のチーモンというか、悪魔の部分というか・・。
これを受け入れるか受け入れられないかによって、これからチーモンを応援するかしないか決まるんじゃないかなと思えるような、実はそんな重大な意味をもつコントなのかもしれません。と大げさに書いてみました(笑)。

菊 (色々な意味で)奇跡が起こりすぎだってこのコーナー!

菊 (客席に)見えないか。(客席に向けようとして)

客席 (見せなくて)いい!いい!


ファーストフード

前回の「コンビニ」とつくりは同じです。ポテトを揚げる音をアレンジしたもの。
前回よりボケ要素アップ。白井さんは相変わらず無表情。
生で見ないとなかなか伝わりづらいコントだと思います。距離があるなぁと思ったコントでした。

チーモンチョーチュニ [DVD]

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