就活シーズン

お金さえあれば働かなくてもいいのにと毎日現実逃避。


卒論も提出し、年も明け、卒業が近付いてきたのに内定がありません。というか、先日持ち駒も遂になくなりました。また一からやり直しです。もうしんどいです。あまりにもたくさんの企業に落ちて、自分ってこんなに出来ない子だったっけ? と思います。大学の就職支援課にも、2010年はもうあんまり求人がないんだよね〜と言われました。いよいよ終わりって感じです。

正直、やりたい仕事というのがありません。以前は出版社を中心にマスコミ関係に憧れていました。しかし、昨年そっちの方に就職した知人が心身ともに疲れ果てていて、休みなんてあったもんじゃない現実を目の当たりにすると、一気に熱が冷めていきました。

ただの根性なしと言われてしまえばそれまでなのですが、でも、そうまでして働きたいかと言えば、そうではないのです。ただなんとなく、かっこよさそうだからという理由で憧れてただけなのです。それよりももっと、自分を大切にしたいと思いました。それでも、それなりの意欲を持って春は必死に出版社を受けました。完敗でしたが。

そして秋、仕事は仕事、プライベートはプライベートと、しっかり区切りのある仕事の方がいいのかもしれないと思って企業を探しましたが、どうも身が入りません。どこも「やりたくないけど時期が時期だし、やるしかないしなぁ」みたいなモチベーションになってしまいます。だから、志望理由を書くのも一苦労だし、面接なんて本当にうわべだけの発言になってしまいます。

全然興味ないのに「興味があって」とか言って、なんか馬鹿みたいだなーと思います。それに、この時期になると、「今までどういった業界(職種)を受けてきましたか?」という質問が結構聞かれるのですが、いつも素直に「マスコミ(出版)」と答えてしまいます。

私はこれまで自分がどういう過程を進んできて今に至っているのかをちゃんと知ってもらおうと思って正直に言っているのですが、友人には「ダメじゃん!」ていわれました。なぜ。だって最近受けている企業はもうただ就職をするという目的のために受けているようなもので、いままで全く目に留めていなかった業界なんだから。

決め付けのような言い方になってしまって申し訳ないし、決して全てがそうとは言いませんが、この時期に就活してる人たちって、みんな、見ていなかった業界でも、とにかく受けてみるっていう人が多いんじゃないかと思うんですが。それが伝わってるのか知りませんが、面接はいつも早い段階で落とされます。でも、嘘で固めて、ごまをすっているような発言はどうしてもしたくありません。

それで深い質問がきたとしても、絶対に答えられないと思うし。というか、今まで受けてきた業界なんて聞いてどうするんだって思います。何社受けたんですかっていう質問も大嫌い。なんで言わなきゃいけないんだって思うし、すごく悔しい。てか、それで何がわかるんだ。

なんかもう、就職しなきゃとは思うのですが、本当にもう嫌で嫌で、お金さえあれば働かなくてもいいのに・・・なんて夢見たいなアホなことを考えて毎日現実逃避しています。                                  <リクナビ2010 この瞬間みんなが思っていること 1月26日より>

要は「自分の置かれている立場」とまじめに向き合っているか、ということに尽きると思いますよ。自分なりに頑張った、というだけでは評価されないのが現実です。「どこでもいいから働きたい」という思いだって、それが強い人のほうを企業は採用するでしょう。だって、頑張って働いてもらいたいですからね。ちょっと厳しい言い方になりますが「なにがしたいのか」ハッキリとさせる必要があるんだと思いますよ。大切なのは優先順位。             <この悩みに対する編集部のお返事>

リクナビさん厳しいですね。あ、太字の部分はキーセンテンスだなと思った部分です。