今年のキングオブコントについてと来年に向けての徹底会議

見てきました。

あの決勝を他の芸人さんが、どう見てたかが、知りたかったので。

全体的には、そんな熱い話には、なりませんでした(゜ロ゜)。

ただ、以下印象的だったことを挙げていきます。

漫才師のブロキャスが、コントのきっかけ表の作りが雑なことに対して、

GAG少年楽団「それが気に入らない。こちら(コントの師)は、きっかけ表の言葉一字にもすごく気を使う。それだけ真剣なんです。横でそんな雑にやられちゃたまらない。」

後ろから、犬の心押見さんが、「漫才だもんね〜。」と、しきりに言っていたのが印象的でした。たぶん、コント師の方からすると、ブロキャスのコントは、単純に漫才からマイクをとっただけに見えるのかもしれませんね。まあ、ブロキャス本人も、それは認めてましたが(*_*)。


なぜ、決勝のお客さんの反応が悪かったか?

押見「前説がない!去年もなかったけど、RGさんが自らやってくれた。たぶん今年は純粋にない。前説があれば、藤崎マーケットはもうちょっと点数が高かったと思う。大会ももうちょっと盛り上がったかな?」

ライス関町 「前説は必要ですよね。あとは、前までは準決勝の芸人がいたから、とりあえず芸人は、大会を盛り上げようとしますしね。」

1stステージ下位の芸人について。

押見「さらば青春の光うしろシティは、キャラに合ってない。さらばの森田がやった役は、森田を知らない人がみたら、(森田が)怖いと思う。俺は、あの役はしずるの池田かジャンポケの斉藤がやれば、おもしろかったと思う。
うしろシティは、おじいちゃんがヘタ。巨匠やアキナは、シチュエーションがイマイチ。」

なぜ、1stステージのネタは準決勝1本目と決まっているのか?

押見「俺らの時(2014)年から、ファイナリスト全員が2本ネタをできなくなった。例えば、1本目で、予選でやったこともないネタをやってすごくスベッたとする。そうするとなぜ、あいつらを選んだんだ?って(準決勝の)審査員の責任になる。だから、最低でも1本目は審査員が選んだ(準決勝)のネタをやってくれという話になっている。審査の責任の問題だね」

2本目のネタ選び

池谷「基本的に押見さんに任せた。」
押見「色々迷ったけど、2本目にやったネタは2回戦でやったネタ。一度やってるし、安心感があった。本番、1本目がよかったから、その余韻でいけるかな?と思ったけどいけなかった(笑)。」

吉村「見てましたけど、くるかな〜と思ってたけど、あれ、もう終わっちゃった?!って思いましたもん。」

押見「他のコンビが何のネタをやるかは、知らなかったな。聞けば教えてくれたんだろうけどね。」

KOCの準決勝は、東京の芸人が有利?

GAG少年楽団 「準決勝が東京のみになった。そうすると大阪の芸人は不利。なぜなら、東京のお客さんに知られてない。だから、僕らトリオで2人が、板付きであとから1人が舞台袖から出てくるとビックリされる。トリオというのが知られてないから。だから、東京に出てきたのが去年なんですけど、2014年からやりやすくなった。みんなトリオって知ってくれているから。」

予選の失敗談

ライス 「バナナを使うコントで、当日バナナを買って持っていく予定だった。でもちょうどお盆で店がやってなかった。必死にバナナありませんか?!って電話かけてたけど、業者みたいだった。」

GAG少年楽団「携帯をベンチに残してハケなきゃいけなかったのに、携帯を持ったままハケてしまった。しかたなく携帯をあるものとしてやるしかなかった。なにもないベンチを指さして、おい、携帯鳴ってるぞ!(笑)。」

という感じです。
あえて、箇条書きのようにしてますが、実際は自然な流れでお話されてました。今後の展望も聞きたかったのですが、大喜利大会になってしまいお話は聞けませんでした。それは、ちょっと残念でしたね。この日の会場にいたお客さんが聞きたかった話は、ほとんど押見さんが話されてました。やはり、決勝経験者というのは大きいですね。説得力があるなあ、と鳥肌が立った瞬間が何度かありました。。やっぱりうしろシティのおじいちゃんは、ヘタだったんだ、と押見さんに言われて、やっと納得できました(笑)。