就活13

3年生の10月から就職活動を始めたのに、未だにない内定です。最初はマスコミ関連を目指して、活動をしていましたが、不採用続き。大手もたくさん受けて不採用でした。

そのころには中小企業の選考もなくなりかけて、ようやくヤバイと感じて、中小にも目を向けましたが、お断りの通知ばかりです。就職活動には口を挟まなかった父に「マスコミや大手なんか受からないんだから、最初から中小を受けとけば、内定もらえたかもしれないのに」や「やりたいことができる人間なんて少ししかいないんだよ」と怒られました。

自分でもあのとき、もっと違う道を選んでいればと、よく後悔します。でも、あのときの私は就職活動のやり方もよくわからず、本当にやりたいことを重視して活動していました。確かにやりたいことを職にできる人は少ないとわかっています。でも、たった一度の人生だから、自分で選びたいと思っていました。今は甘い考えだったなと思う日々です。内定がなく一緒に活動をしていた友達も皆、内定を得て、今では一人です。

就職活動なんて自分のことなのだから、一人でやるべきで、友達の自己分析に付き合ってる場合じゃなかったと考えてしまう醜い自分がいます。そんな私を母は「きっといいことあるよ」と励ましてくれます。ずっともやもやしていますが、就活は私が闘っていかなくてはならないのだなと思っています。
ここを見ると、まだ頑張っている方がたくさんいて、皆さんの気持ちがよくわかるし、私も頑張らなきゃって思えます。リクナビさん、どうか背中を押してください。<リクナビ2010 2010年2月16日>

メールをありがとうございました。もう十分頑張っている人の背中を押すのって難しいんですよね。いろいろと考えてみましたが、見つからないので、ある人の話をしましょう。その人はマスコミ志望でした。でも、やっぱり人気職種。

新卒時の就職に失敗。マスコミとは縁遠い会社に就職しました。でも、どうしても「やりたい仕事に就きたい」という思いは捨てきれず、いろいろと調べていると、「文章を書く人」を養成する講座があることに気づきました。そしてそこに入ります。

そこは「文章を書くことで生計を立てたい」という人ばかりが集まっているわけではありませんが、中にはそういう人もいる。なにより講師の多くがマスコミ関係者。仲良くなることでコネクションを作り、業界の事情を探ったそうです。

その結果「案外、別の業種から転職してきた人が多い」業界であることに気づいたそうです。ある出版社の編集者は「以前は事務職でした」といい、またある放送局のキャスターは「オーディオショップの店員でした」という。なら自分もと…。

今は就活、新卒採用の枠の中で目一杯頑張って道を探してください。けれども、その少し外にも「意外な道」があることを心に留めておいてください。それが「きっといいことあるよ」というお母さんの言葉に繋がるかもしれません。しっかりね!