就活シーズン3

こんにちは。西日本の大学に通う 4年生です。しかし実際は 5年生です。というのも僕は去年、 1年大学を休学し留学を経験しました。そして2008年末に帰国してすぐに就職活動を始めましたが未だに内定ゼロです。

留学してから思ったのは、やはり中学校から思い描いていた「語学を活かした職につきたい」と思いが強くなり、就職活動においてそれが僕の軸になりました。
航空業界と旅行業界を中心に 5月まで面接をしては断られの日々でした。

しかし夏以降、金融、食品、小売と、さほど興味のないとこも採用試験を受験しましたが結果は惨敗でした。夏を過ぎた後も、いつかは内定もらってやると最近までが頑張ってきましたが、結果は惨敗でした。帰国後、ほぼ毎日通う大学の就職課の先生は私が落ちる度に「立ち止まるな、頑張れ」としか言いません。

実は僕、双子の兄がいます。彼は去年、僕が留学中に大手飲料メーカーから内定をもらい、今働いています。そういう兄を見ると、同じ双子で同じように育ててもらったのに何故僕はこんなんなんだろうって最近よく思うのです。留学までさせてもらったのに。さらに、地元の友達からは「まだ内定もらってないの?」とか「留学したのに?」とか言われたりして本当に辛く、最近では友達と会わないようにしています。

親は「来年またがんばったら??」と言ってはくれますが、それには大学に学費を納める必要がありますし、就職浪人というレッテルと共に、企業側からはいい印象をうけないと思い、最初は拒んできました。しかし最近、やっぱり自分の行きたい、少しでも興味のある会社に行きたいとまた願うようになり、就職浪人をしようかと考えるようになりました。リスクが高い、親にまた迷惑をかけるということを承知で。

本当だったらこの時期は、選り好みしないでどこでもいいから就職! が筋でしょうが、僕はどうしても納得できません。これから長い人生を過ごすであろう会社ですから。どうしたらいいでしょうか? <リクナビ2010 12月9日>

なかなか悩ましい問題ですね。ただ、結論から言うと、私たちも何度もメッセージをしてきましたが「条件が許せば再トライもアリ」だと思います。今回のケースだと、親御さんが賛成し、バックアップしてくれるならいいのではないでしょうか。

ただ、どこでもいいから就職、と書くとちょっとネガティブに感じますが、実はそうでもないこともある。実際に働きだしてみると「あ、この仕事あっているかも」なんて経験をしている社会人は少なくないのです。

学生時代の「社会に対する知識」はしょせん小さなもの。知っている仕事には憧れるし、思い入れも持ちますが、そうでない仕事は「わからない」ですからね。なので、とりあえず働く、という選択肢も捨てがたいのです。
けれども「納得したい」と思う気持ちが強いなら、どうぞ覚悟してください。今年ダメだった理由を、キチンと振り返り、さらに、休むことなく来年への準備を始める必要があります。休んでいる暇はないのです。ねっ、意外と根性がいりますよ。
同じ失敗をしないためにも、見たくない現実にも目を背けることなく、シッカリと向き合うことから始めてみてください。それができる、という覚悟が固まったら、来年に向けて走り出すだけです。周囲も応援してくれますよ。安心して!<<  とりあえず偉そうにツッコミを入れておくと、「語学を使った仕事をしたい」といっているのに旅行業界と航空業界を受けているという・・・すごく狭い業界選びをしているなぁと思います。視野が狭すぎるかな?例えばこの人が興味ないといっている業界、金融、食品、小売ですか?語学生かせますよ!金融だったら為替業務なんかで必要となる場面がありますし、海外支店勤務に後々なるかもしれないし、食品だったらちょっと食品のなかでもどういう仕事なのか分からないけど今日本はほとんど食品は輸入でしょ?そしたら外国と取引したりする部分で語学を生かせるかもしれない。小売だって外国人のお客様が来るかもしれない。そしたらその対応にだって十分に生かせる。あとなんでメーカーや商社が出て来ない不思議。海外出張多いのに!                                  でも「外国語を書く、話す」だけの仕事ってないですよね。「外国語」というのはツールに過ぎないんですよ。本業の仕事はそれぞれの業界にある。そこを興味ないといって切り捨ててるというのはもったいないと思います。私はいいなー語学ができてーって思いますもん。語学ってどの仕事でも役立ちますよ。せっかくの武器をもっているのだから来年度は業界研究をもっとしてほしいのと視野を広く持ってほしいと思います。