ほらね。彼女が使う魔法のコトバ(ネタバレあり、これからの人は見るの禁止です)

終わってまず最初にもう1回みたいよーって思いました。
笑いの部分と芝居の部分が融合された感じで芸人さんがやる舞台って感じでした。
もうね、みなさん上手いです。
まあ、ブログなどで稽古をさんざんやられてたみたいなので、上手いのは当たり前といえばそうなんですが、いや想像以上だった。

以下、ネタバレありっす。今日のキャスト一人ずつの感想を。





チーモンチョーチュウの菊地さん。彼の役は銀行強盗犯、だけど実は・・・という役なのですが、登場シーンから迫力がありました。他にもピストルをつきつけるとこ、脅すとこ・・
その迫力と役作りがハンパねぇという感じですかね。たぶん、これから彼はお芝居の仕事が増えるんじゃなかろうか?


チーモンチョーチュウの白井さん。
彼の役は、劇団の脚本家兼役者。でもその脚本がほとんどパクリで座長にほとんど直されてる、という感じ。正直、この神保町花月の中で一番セリフが多かったと思います。まあ今日は3回くらいとばしたらしいですが・・・でも、初めて白井さんがすごいしゃべってるとこみたかも?普段はあまりしゃべんない感じだから。演技は普段の白井さんのまんま、という感じですが、変に役作りするより彼は「そのまま」のほうがいいのかもしれません。


ピースの又吉さん。
劇団の団長。心に傷を持ったものたちを自分の劇団に受け入れている優しい人なんだけど実は・・・
又吉さんもいっぱいしゃべってるのみたの初めて。結構流暢にしゃべってるのみてびっくりしたかも?今回のキーパーソンかな?演技はもうちょっといい人と悪い人の差がでればよかったかな?

ピースの綾部さん。
警察官。だけど実は・・・
今回一番笑いをとってた人物です。ていうか、笑い担当でした。
演技はわかんない(笑)まあ今回の舞台を盛り上げた一番の立役者でしょうね。

オコチャさん。
警察官。
あんまり出番ないんですけど(笑)・・・うーん書くことが思いつかない。この舞台に一番緊張感を与えた人物かな??

ブロードキャスト吉村さん。
劇団の役者。次回作では主役を務めることになった。
すごいカッコで登場。お調子者な感じを上手く出してた。

ブロードキャスト房野さん。
ピザ屋さん。だけど実は・・・
芸人目指してる、という設定だけあってとても明るかったのが印象的です。

工藤史子さん。
劇団の看板女優。
この舞台の実質的な主役です。この人、とてもかわいい。
でもこの舞台ではすごく切ない感じが出てて、本当に「女優」でした。



<全体の感想>
まずこの「ほらね」というコトバは、つらいときや裏切られたときに「ほらね」というコトバをいうことでラクになれる、そういう魔法のコトバという設定です。
今回はタイトルどおりこの「ほらね」というコトバが何回も出てきます。その中でも、すごく切なく聞こえる部分がありました。それは団長に裏切られてたというのを知ったときの工藤さんの「ほらね」というせりふ。もうなんともいえませんでした・・・
そして最後に白井さんの「ほらね」これは本当に最後の最後のセリフですが、これがなんともまあ・・・ほほえましい(笑)
またあとで私が思うところはアップしたいと思います。

しかし神保町花月、迷ったぜ。

<追記>
最後に誰が出てくるのかは毎日代わるみたいです。