エクセレント!

4月21日土曜1回目見てきました。

ツイッターでの評判を見て、見てみたい!と思い立ちチケットとったのが2日前。

もう少し遅ければチケットがとれなかったでしょう。

ギリギリ間に合ってよかったです。

感想なんですが、話としては兄の死を受け止められずに心を閉ざした少年が立ち直るというそんなに珍しい話ではありません。

でも、そこにいくまでのいきさつが素晴らしかった!
そしてラストも素晴らしかった!

主人公(ライス関町)と常に一緒にいる青年(ライス田所)。
でもそれはもう一人の自分だった。
そして主人公が立ち直った瞬間、消えていくという儚いのですが、希望に満ちたラスト。

実はこのラストは2パターンに分かれてまして、
①主人公(関町)が青年(田所)と別れるパターン
②主人公(関町)だと思っていたがが実は青年(田所)が主人公で別れるときは関町さんのほうが消えるというパターン

という②は活字にすると分かりにくいです(笑)。申し訳ありません。
ちなみに私が見たほうは②のパターンです。

私は②しか見ていないので、やしろさんすっごいなぁ!と本当にびっくりしました。
だってそれまでの話のなかでどうみたって主人公のスグルは関町さんだもん。
まさかそれを裏切ってくるとは(笑)。

結末を知ってて、なおもう一回見たい作品って素晴らしいですよね。

①のパターンも見たいし。

②のパターンだとしても、もう一度見てもっと細部までみたかった。

ぜひ再演希望です。

昨日の千秋楽は神保町過去最高のお客さんの数だったそうです。
神保町で当日券完売って初めて聞いたなぁ。

でもこの作品なら別におかしくはないよね。
たぶんリピーターさんもかなり多かったんじゃないかな。

本当に見られてよかった!

あ、マンボウステッカー当たりましたww。

カリカ、今はマンボウやしろさんには縁があるなぁ、私(笑)。


最後に印象に残った言葉



スグル「兄貴はロスに行ってるんだ。しばらく帰ってこない」

「すぐるぼっちゃんはご存知なんでしょ?もうセイヤぼっちゃん(スグルの兄)が亡くなってること」

「父さんも母さんもセイヤが死んだ時は辛かった。でもお前がいたから父さんも母さんも頑張ってこれた。何も守るお前はもっとつらいよな。だから父さんも母さんも決めたんだ。お前が立ち直るまで待とうって。」

「亀次郎(スグルが飼ってる亀)は逃げたんじゃない。戻ったんだ!」

「僕は僕だよ。でお前は?」
「俺はお前だ!」



最後に一言だけ・・最後の田所さんめっちゃかっこよかった〜!!!