まーまーまーまーっていう部屋の名前です。

芸人さん同士の人間関係とかを、お客さんが知っていないと楽しめないという仕組みのライブが、若手お笑いライブには多いから、だから自分はネタ以外のお笑いライブが好きじゃない。でもネタは良いから、コーナーやトークを中心にして欲しいというファンが多い、劇場に行くお笑いファンって。

からしたり顔で「本物の笑いを見たかったら、テレビじゃなくて劇場に行けばいい」とかいう人は多いんだけど、そういう人は劇場の笑いがどんなもんなのか、本当は見たことない人か、世間とどれだけズレたことやってるか、気付いていない人達だと思ってる。

テレビの笑いより、劇場の笑いの方が演者と客が馴れ合ってる現状 - 昨日の風はどんなのだっけ?

id:toroneiさん、トラックバック感謝です。

コーナーライブはともかく、トークライブは人気ありますね。チケットの売れもいい。ライセンスvol talkなんかすぐ完売です。私もトークライブ好きです。チーモンにはシチサンライブでもコーナーなんかやらないでずっとトークしててほしいくらいです。

チーモンが2時間トークしてるの見たいなぁ。

私個人の好みのライブの形は、2時間くらい丸ごとトークライブかネタ+ちょっとトークというのが好きですね(今のAGEageライブに近い形)。

と、話は逸れましたが、「本物の笑いを見たかったら、テレビじゃなくて劇場に行けばいい」

でもこの「本物の笑い」ってなんなんだろう?って単純に疑問に思います。
劇場だから?テレビだから?というのはあまり関係ないのではないでしょうか。劇場でもこれはネタですか?ただふざけっこしてるんじゃないですか?と思うような芸人もいますし、テレビでも例えば「爆笑オンエアバトル」のような番組で真剣にネタを披露している芸人さんもいます。実際、自分もお笑い好きになったのはテレビからですし。

ただ、やっぱり劇場の生のネタっていうのは迫力が違います。そこはテレビは勝てない。

だからこういうことなんでしょうね。

「本物の笑いを見たかったら、テレビじゃなくて劇場に行けばいい」

これを自分なりに言い直すと、

「迫力があるネタを見たかったら、テレビじゃなくて劇場に行けばいい」

これが自分なりの正解です。

そして、ライブの「内輪感」ですが、私が最もこれを感じたのは2月にあった「つっこみバカボーイ」でした。とくに「つっこみバカボーイ」はひどかった。チケットに掲載している芸人さん以外に知らない(無名の)芸人がいっぱい出てくるんです。自己紹介くらいしなよ(させなよ)!って本気で思った。そちら(製作者側)は分かってても、こちら(客)は知らないよ・・・

この問題は、以前のエントリーにも書きましたが演者は悪くないと思うんです。何が悪いのかというと、企画がゆるすぎることが問題。でもこれって今東京ってライブの数が異様に多い現状が引き起こしてると思うんです。ライブの数が多いからそれだけ企画をあげなきゃいけない。それでひとつひとつの企画がおざなりになってしまっている。そうなるとどういうことが起こるか?土台がないなかで演者がやらなきゃいけなくなるから、そこは演者の掛け合い、コミュニケーション便りになってしまう。でも、普通の人でもそうですが自分と仲間との常識や共通言語のようなものって初めて会う人はに伝わらないことってある。芸人さん同士の特有なコミュニケーションが伝わらない、分からない、もしくはそれらと分かり合えないという人はどんどんライブから離れていく。それを分かる人だけが残っていく。分かる人だけが残るからどんどん芸人と客の内輪感が増していく。

チーモンのシチサンで、どうして空席に十字架があるのか?なんで盛り塩が舞台の四隅にあるのか?初めての人にも分かりやすいように、ついてこれるように、説明していたのはすごくいいなぁって思いました。本人にとったら当り前のことなんでしょうけどこれができない人はいっぱいいると思います。次回からもぜひ続けてね、チーモン

またまた話が逸れましたが、要は製作側(演者、作家)がお客さんを選んでしまうようなライブはやめてほしいというように思うのと、また次回も来たいなぁって思わせるようなライブをしてほしいと思います。