昨日のこと

よく読ませていただいてるダイアリーの中に、芸人さんについてちょっと書かれていたので、私もちょっと書かせていただきます。

昨日の深イイ話という番組の中で、渡辺美里さんが雷雨のため途中でライブを中止しなければならなくなったが、そのまま中止すると観客がパニックになってしまう、それを彼女はアカペラで歌って観客を静めた、というVTRが放送されたのですが、そこでチュートリアルの福田さんが「アカペラで歌っている間に雷が落ちたらどうするんだ。」というようなことをいっていて、ちょっとびっくりした。芸人がずいぶん保守的なことをいうんだなぁって。あそこにいた西川史子さんや他の俳優さんがいうのはわかるけど、まさか芸人さんの口からそんな保守的な言葉がでるなんて思わなかったからびっくりしました。

というのも、わたしはやっぱり9月7日にやった横浜ロマンスポルノがそのVTRと重なったんですよ。雷雨という同じ状況の中で、一生懸命ライブを成功させようという一人一人の想い、それがあのVTRのなかで少し伝わってきたんです。あの西武球場にいたお客さん一人一人も中止になりたくない、ライブが成功してくれ!そう願ってたと思うんです。それでも、願い叶わず・・・だから渡辺さんは、本当に気持ちをこめて歌ったと思うんです。みんな、残念だね、ごめんね、私はもっと歌いたいと・・・。
そのやるせなさやせつなさを思ったら、そんな簡単に否定しないで!という個人的な気持ちもあって。しかも芸人さんが否定するなんて。
なんかちょっと裏切られた気分だった。チュートリアル好きだったので。

もうネタするときは芸人、TVの中ではタレントというふうに使い分けてしまっているんでしょうね・・・意識的なのか、無意識なのかは分からないけど。


よくみる芸人さん(特に吉本)は、保守的ですよね。特にTVの中で。なにか起こしてやろう、殻を破ろうというような元気さがないですよ。みんな大人しい。穏便に、穏便にやろうとしている。もっと元気にやればいいのに、芸人なんだから。

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