単独ライブ思い出話

あ…阿諏訪さん
か…金子さん

か「色々回りましたけど、やはり僕は新潟、初ということもあって、お笑いライブをやること自体が、営業以外でいったのが初めてで、凱旋公演っていうんですか?」

あ「そうだよ。地元に錦を飾るというのは正にこのことですよ。」

か「新潟だけだったんだよね。始まる前に真っ暗になるじゃん。そしたら全員拍手。本当にテンション上がった。あったかいんですよ、新潟は。」

か「今までは、新潟の津南町にいる友達にさ、東京に見に来てくれっていうのも、しのびないじゃない。今回、初めて新潟市でやるから胸を張って来てくれ!った誘えたんだけどさ、そいつがさ開演前にLINEくれて、津南町から新潟市でまで車で3時間かかったわって(笑)。すげー田舎だったんだな、うちの町って。」

あ「(地形が)長いからな、新潟は。」

か「終わったあと、そいつ挨拶しにきてくれたんだけど、すげー疲れた顔してたもん。」

か「同級生がいっぱい見に来てくれたんだけど、新潟市に住んでる奴もいたから終わった後、飲もうよって。一次会はみんなスタッフさんもいるから、二軒目から合流しようっていうことになったの。それで合流してさ、そのなかの1人がさ、本当にすごい感動した!って。マジで嬉しかったって。」

あ「嬉しい?」

か「うん。その同級生が、こんなに人を集めて(お笑いライブをやってくれて)…。そいつはね、中学校のときからクロスカントリーをやっていたんだけど、それで早稲田大学までいったんだって。スポーツ推薦で。それでオリンピック選手になりたくて、でもだめだったんだけど、自分もそれで夢を追いかけてたから、今は諦めて普通に就職してるけど、同い年でまだずっと夢を追ってる奴がいるっていうのがすごい嬉しかったって。本当に、感動したんだよねって言ってて。もう1人の奴が、コイツ一軒めから言ってんだよって。(俺は)本当に嬉しい、ありがとうって。」

このあと、まだ話が続くのですが、いい話で終わりたいので、ここで終わりにしておきます。<デブッタンテ 2016年7月9日>